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ひとふたまるまる

自衛官妻のひとりごと

ご存知の方も多いかと思いますが、自衛官って数字の言い方が独特です。

私たちは「いち・に・さん・し・ご・・・」って言いますよね。

彼らは「ひと・ふた・・・」と独特な言い方をします。無線とかで聞き取りやすいようになんですかね。なぜあのような言い方をするのかは私には分からないのですが、とりあえず聞き馴染みのない言い方をします。

時刻を言うときに関しては、発音・記載の両方に特徴が出ますね。

私たちは「21:00」と記載して「にじゅういちじ」と読みますよね。

彼らは「2100」と記載して「にいひとまるまる」と言います。

私が不思議に思うのは「1200」は「ひとふたまるまる」なんですよね。「2」の言い方に五段活用的なものがあるんでしょうかね。

以前、私が駐屯地付近に住んでいた時の話です。

自衛隊主催で駐屯地を一般開放する日みたいなイベントが定期的にあるのですが、空砲を鳴らすなどの関係で、市民へ協力・理解を求める横断幕を出したりしています。

そこに「1000~1130までの時間、空砲を撃つので大きな音がします」みたいな注意書きがあったんですが、「一般市民に1000~1130の記載じゃ、まさか時刻のことだなんて思わないよな〜」って感じたんです。

帰宅後の夫にすぐ言いました。

あのね〜身内ネタじゃないんだから、普通の人は10:00~11:30って書いてくれないと、時刻の話をしているのかすらわからないよ!その表記は自衛隊内だけにしないと・・・
せっかく、周辺市民に協力を求める機会をつくるイベントなのに、横断幕の時点で分かり合えないわ〜

と。夫は苦笑いしていましたけどね。

この数字の言い方は身についてしまっているものなので、日常生活にもよく出てきます。

帰宅時間・待ち合わせ時間はもちろん、電話番号を言うときや、ワンタイムパスワードを読み上げてもらうときなんか、すごい苦労しますよ(笑)

夫から聞いた呪文を自分の頭の中で数字に置き換えて6桁のワンタイムパスワードを導き出します(笑)

結婚して10年経っても、数字の言い方にはなかなか慣れないものです。

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