義実家からお野菜いただきました
自衛官夫の実家は兼業農家さんなので、定期的にお米とお野菜の仕送りがあります。すごくありがたいです!!!
一度に結構な量をいただくので、傷まないうちに美味しい状態で食べなければ!というある種のミッションでもあります。
料理が苦手な私はレパートリーが多いわけでもないので毎回苦戦を強いられるわけですが、中でも消費に頭を抱えるのがかぼちゃです。
毎回2玉ほどいただくのですが、パンプキンパイを作ったこともありました。美味しかったんですが、我が家は少食なのでお菓子に変えるとご飯が食べられなくて困ったな〜という感じでした。
結果、「やっぱり、おかずやスープとかが良いよね」ということになり、かぼちゃはかぼちゃスープに調理されることが多くなりましたね。
玉ねぎの食感がアクセント! かぼちゃスープの作り方
玉ねぎのシャキシャキ感が美味しいかぼちゃスープです。
義実家からいただいた大量のかぼちゃを消費すべく!頑張って作りました。
材料
- かぼちゃ 2玉(700g)
- 玉ねぎ 1コ
- 牛乳 1200ml
- コンソメ顆粒 大さじ1
- 塩コショウ 少々
- 有塩バター 20g
- パセリ 適量
作り方
- 下準備
- かぼちゃの種・ワタをスプーンでくり抜く
- 中の黄色が見えるくらいピーラーで皮を剥く
- かぼちゃを一口大に切る
※指を切らないように注意!
- かぼちゃ加熱
- 耐熱ボウルに入れてラップをかける
- 柔らかくなるまで電子レンジで加熱(600Wで6分くらい)
- アツアツのうちに、マッシャーorフォークでつぶす
- 玉ねぎの準備
- 皮を剥いて、みじん切りにしておく
- 鍋で加熱
- 熱した鍋にバターを溶かし入れる
- みじん切りにした玉ねぎを入れて炒める
- 玉ねぎがしんなりしてきたら、牛乳・コンソメ・塩コショウ・つぶしたかぼちゃを入れる
- 混ざってきたら、火を止めて粗熱をとる
- 撹拌
- 粗熱が取れたら、ハンディーブレンダーでミックス
- かぼちゃと玉ねぎが混ざってなめらかなポタージュになってきたらOK
- 盛り付け
- 中央にパセリを振りかけたら完成
コメント
みじん切りにした玉ねぎのツブツブ・シャキシャキ感が残っていて、食感も楽しめるポタージュスープでした。
また、本来の目的であった大量のかぼちゃも消費できたので満足です!
離乳食用に購入した、ハンディーブレンダーが大活躍!
価格:7,770円 |
ミキサーやフードプロセッサーもいいのですが、ハンドブレンダーは簡単で他の調理にも活用できるので、私は愛用しています!
かぼちゃの栄養素
かぼちゃは幅広い料理やスイーツに使われて、
なおかつ、栄養価が高いことで知られています。
実は、皮や種の部分にも栄養がたっぷり含まれているんですよ。
(今回のスープでは皮を剥いてしまいましたが…)
免疫力アップ
かぼちゃに含まれるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEは免疫に関わる栄養素なんです!
ビタミンA | ウイルスや細菌の侵入を防ぐ働きがあり、粘膜の乾燥を防いでくれる |
ビタミンC | 細菌から体を守る白血球の機能を高めてくれる |
ビタミンA・C・E | 抗酸化作用があり、免疫力低下の一因となる活性酸素を取りのぞいてくれる働きがある |
脂溶性ビタミンである、ビタミンA・Eは、油と一緒に摂ることで吸収率がUPするんです。
そのため、油を使った料理にしたり、脂身の多いひき肉と一緒に調理したりすることで
効率よく栄養を摂ることができるんですよ!
アンチエイジング
抗酸化作用が老化防止にも繋がります。
ビタミンA・C・Eは、免疫力アップを助けてくれるだけでなく、
老化を防いでくれる抗酸化作用の働きもあるんです。
特に、ビタミンEは抗酸化力が強いとされていて、若返りのビタミンなんて呼ばれてるんです!
ここでも油を使った料理にすることで、効率よく栄養を摂るるんですよ!
美肌
かぼちゃに含まれるビタミンAは皮膚を乾燥から守り、
ビタミンCはコラーゲンを作るのに欠かせない栄養素なんです!
特にかぼちゃのビタミンCは、バナナの約2.7倍、りんごの約11倍と、
普段よく食べる果物よりも多く含まれているんです!
ビタミンCは酸っぱいものに多いイメージがあるので、意外ですよね。
むくみ改善
かぼちゃはカリウムをとるのにぴったりな食べ物なんです。
カリウムは、むくみを軽くしてくれる働きがあるんですよ。
人の体は塩分をとり過ぎると水分をため込んでしまい、むくみの原因となるんです。
そこで、体に溜まった余計な水分を排出するのが重要になってきます。
カリウムは余分な塩分を排出してくれる働きがあって、
その際に水分も一緒に排出してくれます。
これによってむくみ解消につながるというメカニズムなんです。
そして、かぼちゃに含まれるカリウムの量は、野菜、果物の中でもトップクラス!
かぼちゃスープなんて最高ですね!
便秘改善
かぼちゃには便秘改善に役立つ食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維は整腸作用があって、便の材料になってくれることから
お通じ改善の手助けをしてくれる、女性の強い味方です!
食物繊維はかぼちゃの皮にも含まれるので、
皮ごと調理できるメニューだと、更にいいですよ。
かぼちゃは余すところがなかった…
かぼちゃは身意外に、皮・タネ・ワタにも栄養がたっぷりなんです!
私は、いつも捨ててしまうのでもったいないことをしていたな~と反省…
皮に含まれる栄養
果肉部分以上にβ-カロテン(ビタミンA)が含まれるんです。
ビタミンAは免疫アップや、皮膚の健康を守ってくれる欠かせない栄養素なんですよ。
種に含まれる栄養
漢方薬にも使われるほど栄養が詰まっている部分なんです。
カリウム・鉄・亜鉛・食物繊維・多価不飽和脂肪酸(オメガ6系脂肪酸)であるリノール酸をとることができます。
※リノール酸:悪玉コレステロールを減らしたり、動脈硬化を防いでくれたりする働きがあります。
ワタに含まれる栄養
ワタの部分には食物繊維が含まれています。
ワタは少し苦みがありますが、工夫次第でおいしく食べられるそうです。
まとめ
最後の最後に白状しますと・・・私は、かぼちゃがあまり得意ではないです。
おかずはしょっぱいのが好みなので、かぼちゃ・さつまいもなどの甘みのあるものに、そこまで箸が進まないのです・・・
今回作ったかぼちゃスープは、玉ねぎのおかげもあって甘味をそこまで感じることなく食べられたので満足でした!
甘いスープをお好みの方は、かぼちゃの量を増やしていただいたり、玉ねぎの量で調整いただければと思います!