食べ物の好き嫌いは誰でもある
突然ですが、あなたには自身に食べ物の好き嫌いはありますか?
私にはあります。それは、牛乳です。
幼少期・独身時代までは牛乳パックすら触れないくらい苦手でした。牛乳が手につくと、手が溶けるとまで思っていましたから(笑)
不思議なことに、自衛官の夫と結婚してから2年ほどの期間を経て、牛乳パックが触れるようになったのです。
体が主本の自衛官夫は、プロテインに混ぜたりしてガブガブと牛乳を飲むものですから、冷蔵庫の中に牛乳がストックしてある暮らしに慣れてきたことがきっかけだと思います。
今では、牛乳パックは何の問題もなく触れるようになりましたし、空になった牛乳パックも濯げるようにまで成長しました(笑)
話を戻しまして・・・大の大人にだって、食べ物の好き嫌いがあるのだから、子供にだって当然好き嫌いはあります。
それを、どこまで強制して食べさせるのか。
どこまで許して食べなくてもいいとするのか。
ボーダーラインは人それぞれだと私は思うんです。
ある程度の強制は必要!?
私は、子供の食べ物に対する好き嫌いがあったとしても、
食卓に出てきた以上は食べなさい。
嫌いでも結構。
でも、食べられるようにはなりなさい。
という考え方です。
好き嫌いがあるのは当然なので、好きになりなさいとは言いません。
しかし、食べられるようにはしておきなさいよ~という事です。
好きなものだけ食べていたら、栄養が偏る可能性もあります。
それに、大人になった時に会社の接待や食事会で、
あ、私○○食べられないんで…
というのは、自分にとって不利益になるかもしれないし、恥ずかしく、損をすると思うんです。
実際に、私が会社に勤めていた時に部内の飲み会がありましたが、お店を決める際に、
Aさんは〇〇が嫌いだから、ここのお店はダメ。
でも、ここのお店だと、Bさんが嫌いな△△があるからダメか。
う~ん、どうしよう…
となって、幹事さんに迷惑をかけてしまったり。
「あ、私○○食べられないから、○○以外でお願い!」
仲の良い友達同士で飲み会をしていて、みんなでつまむメニューを決めている際、
なんて言われると、他の人はめんどくさかったりします。
私は内心、「大人なんだから、協調性を持って嫌いなものをあえて言わなくてもいいのに…
せめて食べられるようにしておけばいいのに…」って思うんですよね。
嫌いであると言える間柄ならいいですが、食事相手が接待相手だったらどうでしょう。
相手がセッティングしてくれた食事が嫌いなもので食べられないなど、相手にとても失礼ですし、接待もうまく行かないかもしれません。
食事は楽しむもの。無理強いは不要!?
食べ物の好き嫌いの話は、ママ友内でもよく出る話題です。
私とは相反する考え方を持っているママもいます。
それは、「食事を楽しんで欲しいから、嫌なものを無理やり食べる必要はない」というものです。
嫌いなものを無理やり食べることによって、食事本来の楽しさを忘れてしまっては可哀想ということなんでしょうね。
友人家族との食事会の場で
友人家族と私達家族での食事会をすることがありました。
我が家は、先にお伝えした通りお残しはNG。嫌いなものでも頑張って食べる。
友人家族は、嫌いなものは無理して食べなくてもいい。
食卓に出されたメニューにお互いの子供の嫌いなものがありました。
取皿には嫌いなものも含めて盛られています。
お互いの子供の食べ方に決定的な違いがありました。
我が子は、嫌いなものもどうせ食べなくてはいけないので(笑)、嫌いなものから先に食べて、後に美味しいものを取っておく作戦です。
友人の子供は、嫌いなものは食べなくてもいいと分かっているので、好きなものだけ食べて、きれいに野菜だけを残しておかわりをします。
その光景に私は、少し違和感を感じたのと同時に、自分の子供に厳しすぎるのかな…と少し我が子を哀れに思ったのも事実です。
自分の子供は、お皿に乗っている嫌いなものが食べ終わらないと、おかわりもごちそうさまもできないので少し辛そう。
でも、友人の子供は嫌いなものだけ残して、美味しいものだけをおかわりして楽しそうに食べている。
全ては親の考え方次第
とどのつまりは、それぞれの親がどう思うか。なんでしょうけど、やっぱり悩ましいことではあります。
嫌いなものでも、頑張って食べてみる!という試練というか、チャレンジすることが、精神的にも強くなるのかな。と・・・
自衛官の夫と元体育会系の私は、まるで昭和のスポ根マンガみたいな教育をしているので、我が家ではこのまま嫌いなものでも食べさせるということを続けていこうとは、思います。
嫌いなものでも頑張って完食した際には、
すごいじゃん!嫌いなものなのに頑張って食べられたね!
とたっぷり褒めてあげて、成功体験として体験させてあげたいな。と思いますね。